お世話になっているんだから多少の不具合は我慢しなさいという論理

 ネコタさんのエントリを読んで、あるあると言いかけて、果たしてそうだっただろうかと、ふと考え込んでしまった。そういう論理があることは知っているが、じゃあ、自分はその論理をぶつけられたことがあるかと言ったら、なかなかどうして微妙であることに気づいた。まぁ、私は嫌み皮肉は受け流すし、鈍いのでオブラートが厚すぎると中身にふれることなく右から左に抜けていく人間だから気づいていないだけなのかもしれないけれど。


 もちろん、前述の論理が全く通用しないものだとは思わない。お世話と不具合が密接に結びついてる場合もあるからね。やたら上手い料理を食べたなら多少お勘定が高いのは我慢しなさいみたいな。ただ、料理がうまくても、ワインが妙に酸味を帯びてたらこれは指摘した方が良いかもしれない。ただ、この場合は自分の舌によっては恥をかくことがあるから、素人にはお勧めできないって、論点ずれてますか。


 とりあえず、上記のエントリからは「不満を言うなら、同じくらい感謝の言葉も言え」ってことを勉強させてもらいました。