大学の事務の対応が酷かった件について


 現在、私の通ってる大学では学舎の補修工事が行われている。どこの学舎の補修かというと法学部の学舎な訳で、補修期間中、法学部の学生は経済学部・経営学部の学舎で主に授業を受けることになっている。教務係もそちらに移動しているし、いわば間借りのような状態になっているわけだ。そのせいかどうかは知らないが、この後期の授業では結構な不自由を被っていて、僕が履修している授業でも明らかに履修者全員が入りきらないような教室をあてがわれたりしている。


 そんな状況で日々を過ごしているのだが、今日、一つのトラブルが起こった。あてがわれた教室の音声機器の調子が悪く、マイクが使えなかったのだ。そこそこ広い教室だし、講義を担当する先生は喉が弱く、黒板を消す時の粉塵で激しく咳き込むため立体マスクをつけながら消したり、あるいは飴を舐めながらでないと声が出なかったりする先生だから*1、マイクなしでやるのはちと無謀。と、いうことで不運にも一番前の席に座っていた不肖わたくしめが事務に連絡をしに行くことに。とはいえ、勝手知らぬ他学部の学舎。とりあず、一番最初に目についた、同じ建物内にある経済学部の教務部に入ってみることに。中にはいると事務の方が六名ほど。とりあえず、「すいません」と声をかけてみるが……


 全員シカト*2


 気を取り直してもう一度、「すいません」というと、ようやく近くの女性事務員の方がデスクから離れ対応してくれた。
(私)「206号室の音声機器の調子が悪いので、先生から事務の方に来ていただくようお願いするようにと言われたのですが」
(事)「206ですか……。授業は何の授業ですか?」
(私)「民法です」
(事)「教授は?」
(私)「Y先生です」
(事)「あー、それならやっぱり、経済学部の担当じゃないですね。206号室は経営学部の管轄なんですよ。ここは経済学部の教務部なんで、経営学部の教務の方に行ってもらえますか」
(私)「えーと、経営学部の教務部はどちらにあるんでしょう?」
(事)「中庭抜けたところに第三学舎がありますので、そこを右に入ったところに……」


 すぐ上の二階にある教室を担当する部署が、どうして別の建物にあるのかとか、自分の仕事でないことを確認するための質問ばかりぶつけられたとか、色々ムッとするところはあるのだけど、一番ムッと来たのは、じゃあ、さよならと言わんばかりの協力する姿勢のなさで、そもそも、ただの学生がある学舎のA教室が経営学部の管轄で、B教室が経済学部の管轄だとかそういうこと知るわけ無いのだから、その点について勘違いしてきたのであれば、何らかのフォローがあっても良いんじゃないのかと思った。あんたのデスクの上にある内線電話は飾りかと。


 仕方なく、経済学部の教務を出て、走って経営学部の教務へ。こちらは感じよく対応してくれて、すぐに男性の方が教室まで着いてきてくれた。


 が……なんか、ワイヤレスマイクが普通にうごいとる……。壊れたのは有線マイクだけだったのか……orz。


 つーことで、無駄に疲れて無駄にムッとした私だったのでした。

*1:こう書くとよぼよぼの先生を想像されるかもしれないが、結構若い。ただし、乾燥に弱いとのこと

*2:いや、びびったよ、ホントに