コンピュータ将棋王者決定戦 2005

 コンピュータ将棋王者決定戦 2005が昨日、今日で行われまして、8つのソフトでの総当たり戦でYSS*1が見事、全勝で優勝。初日の段階ではKCC将棋*2とYSSが直接対決を残して5−0と全勝を保っており、本命と目されていた激指*3やIS将棋*4が3−2と苦しむ中を、見事に抜け出して熾烈なトップ争いをしていました。
 しかし、何を隠そうKCC将棋はかの将軍様の国出身のソフト。初日が終わった段階でのKCC将棋の思わぬ健闘に2ちゃんでは「東京オリンピック無差別級柔道の再現か」という声も上がってましたが、結果はYSSの勝ち。何とか、国産ソフトが意地を見せることが出来ました。
 その後、YSSは森内名人と角落ちで対局。こちらは名人が完勝して、流石の実力を見せています。ただ、読売日経とで表現が全然違うのが興味深いと言えば興味深い。

*1:製品版は『AI将棋』シリーズ

*2:製品版は銀星将棋シリーズ

*3:製品版は『激指』シリーズ

*4:製品版は『東大将棋』シリーズ