コミックバトン
何か色々亜種が出来てる見たいですね。エロティックバトンとかあって、どんなんやと思ってみてみたら18歳未満の子供にはとても見せられないような質問が並んでおりました。まぁ、女の子限定のようですから、まかり間違っても私にところに回ってくることはないでしょう。つーか、回ってきても答えれんし。「スリーサイズ」は別として「男性の好きなとこ」とか聞かれてもなぁ、「眼鏡っ漢は良いと思うよ」くらいしか言えませんです、はい。
前振り(というより蛇足)が永くなってしまいましたが、質問に答えていきましょう。
Q1:あなたのコミックの所持数は?
手元に29冊。妹との共用財産的側面もあるが、実家には僕が読むのだけで100冊はあるかな。
Q2:今読んでいるコミックは?
コミックは買ってすぐに消費するので、何日かに分けて読むということは基本的にありません。ですから、現在読書中のコミックはナシです。
Q3:最後に買ったコミックは?
スクールランブル(9)
- 作者: 小林尽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/17
- メディア: コミック
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Q4:よく読む、または思い入れのあるコミック(五冊)
(1)CLAMP 『カードキャプターさくら』
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/11/20
- メディア: コミック
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私が道を踏み外すきっかけになった本。この本に出会わなければもっとまっとうな人生を送っていたはず。ちなみに、最終巻が出たとき発売当日に本屋に買いに行くことにしたが、知り合いに会う危険のあるところは避けようと、わざと少し離れた本屋に行くも、レジ係に本を渡し、まさに代金を支払おうとした、そのとき小学校時代の友人に後ろから肩を叩かれ凍り付いたのは私の中では一つのトラウマになっています。ガキ+チャリの行動範囲、侮り難し。
(2)CLAMP 『X』
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/09/17
- メディア: コミック
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私が本格的に道を踏み外した作品。兎にも角にも独特のタッチで描かれる登場人物達が美しい。前半は内蔵が飛び散るやら何やらで大変なことになっておりますが、後半はそう言った戦闘シーンよりも心理描写に重きが置かれているような気がします。個人的に好きなキャラクターは譲刃ちゃんと星史郎さんです。前者は犬っぽいとこ、後者は「眼鏡っ漢」というだけで、ストライクゾーンを直撃。ああ、でも、幼少時の神威もあれはあれで良いですな。
問題は待てど暮らせど続刊が出ないこと。もうすぐ前の巻が出てから三年が経つわけですが、何時出るのかなぁ。つーか、出るのか?
(3) 相田裕 『GUNSLINGER GIRL』
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
- 発売日: 2005/05/27
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「少女に与えられたのは大きな銃と、小さな幸せ」。この一文だけで私は落ちました。全身不随など障害を持つ孤児に人工筋肉などで出来た「ちゃんと動く」身体を与え、薬によって彼女たちの過去の(その多くは辛いものである)記憶を消し、パートナーに好意を持つよう感情をコントロールして(「条件付け」をして)暗殺者として利用する社会福祉公社という名の国営組織。彼女たちはパートナーの命に従い日夜、テロリスト達と戦いを繰り広げる。
こういういっそ「反倫理的」とも言える内容が波紋を呼び、ネット界隈でも様々な議論が飛び交う作品。「可哀想に」と彼女たちに同情するのは簡単だが、問題は彼女たちはそれでも、その暮らしを「幸せ」だと感じていることだ。
「可哀想に」と社会福祉公社を解体すると、彼女らの多くは身体が動かなくなってしまったり、あるいは「殺害された家族の横で一晩中暴行を受けた」という記憶を取り戻してしまったりするだろう。そのことが果たして彼女たちにとって「幸せ」と言えるのか。そういったことがこの作品には内在し、そのことがある種歪んだ魅力になっているようにもなっている。
しかし、その一方で戦闘シーンの描写も巧い。五巻でのピノッキオvsトリエラの死闘には思わず息をのんでしまった。
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/03/11
- メディア: コミック
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中尉とブラハにどこまでもついていきます、と言ってしまいたくなる作品。登場人物も魅力的で、ストーリーの展開なんかも伏線がきちんと張ってある感じで好感が持てる。ギャグのセンスも個人的にはヒットだから、割とおいしい作品。残念な点はただ一つ、ヒューズ先生の出番、もうちょっと欲しかったなぁ、ってこと。でも、アレはアレで良かったのかもしれません。とりあえず、「いや、雨だよ」はいつか使ってみようと思います。
…………すいません、嘘です。全国数百万の大佐ファンに殺されそうなのでやめときます。
- 作者: 依澄れい
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/05
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意外に思われるかもしれませんが、私はいわゆる「アンソロジーコミック」というものは今までに一冊しか買ったことがありません。というのも、沢山の作り手が書いた作品が一つの本になるわけですから、合う、合わないがあって「合わない」のが多かったりするとそれはそれは哀しい気持ちになってしまうからです。ですから、この本、依澄さんの個人作品集を見つけたときは一も二もなく買ってしまいました。とはいえ、依澄さんは名前も知りませんでしたから、文字通りのパケ買いです。
帰って読んでみたらばこれが面白い、面白い。何だろう、AIRやKanonの世界で物語を展開させるのを全く苦にしていない、むしろ作品とその世界が上手く重なり合ってる、そんな気がしました。個人的に一番気に入ったのは秋子さんのお話である『Ringing』。やはり、あの子のお話は胸に来ます。
この本ですっかりファンになってしまいました。八月に発売される、麻枝准原作の『ヒビキノマホウ』も今から楽しみです。
Q5:バトンを渡す5名
前回書いたとおり、妙に氾濫するのも気持ち悪いと思うので自粛します。