そこでそれを出しますか。

 お昼休みを利用して、体操服その他をマンションに置きに帰ってきたとき、ふとテレビをつけると、ワイドショーで例の監禁事件についての話があっていた。容疑者がやっていたゲームを実際に見てみようとダークものと呼ばれているらしい*1ゲームについて、放映できる範囲でシステムだとかなんだとかについて紹介していた。
 ちょっと歪んでいたけど、その声に聞き覚えがあるなぁ、と思って見てみたら、某高校時代の友人が、それをやってるところを家族に見つかり、自分のものであるにもかかわらず、とっさの嘘で「山倉に借りた」と述べたという個人的に非常に迷惑な思い出があるゲーム、『椛 〜ワタシ…人形じゃありません…〜』リンク先18禁、注意!!)だった。 
 しかし、記憶の片隅を探るってみるに、どうもそのゲームはそんなに酷い話じゃなかったような気がする。体験版しかやったこと無いけれど……と思って、調べてみたらば疑問は氷解。僕が体験版をプレイしたことがあるのは続編の『もみじHappyStory』リンク先18禁、注意!!)の方だった。
 なるほど、前作は「エンドレス自慰対応鬼畜系陵辱アドベンチャー」で、続編は「恋愛エンドレス自慰対応アドベンチャー」なのか。道理で、そんなにハードでない印象があったわけだ。
 前作のあらすじを見てみると、なかなかなもので、これならこのシーンで出してもおかしくないなとは思いましたが、どうせならたっちーリンク先18禁、注意!!!!)辺りの、もはや倫理など存在しないかのようなダークものの名にふさわしい作品を取り上げて、スタジオの「知識人(笑)」の反応を見たい気もしましたが、そうすると放映できる範囲がもはや存在しない気もしますので、無理な話かもしれません。

 そういや、コメンテーターの一人が「性的な要素のみで作られたこのようなゲームの何が面白いのか分からない(大意)」と述べておられましたが、思春期の彼の部屋には性的要素のみで構成されたアダルトビデオはもちろん春画一枚無かったことでしょう。多分、きっと。

*1:鬼畜もの、という呼び方は聞いたことあるけど、ダークものとは聞いたことないなぁ