うぁ……

 実は最近、紅茶に凝っているのだが、「おいしいお茶は水から」という緑茶飲料の宣伝みたいなスローガンの下、実家と比べてあまりにも不味い水道水の浄化を始めることにした。
 買い物の度にミネラルウォーターを買うと、自転車も単車も持ってない僕の腕が壊れかねないので、浄水器を買うことに。
 蛇口取り付け式は何やら面倒そうだし、高いので、ピッチャー型に決定。ブリタと三菱レイヨンで迷ったけれど、デザインや大きさなどで

に決定。

 これがなかなかの優れもので、水が本当においしくなる。緑茶からご飯までなんでもおいしくなるので、嬉しくなってついでに炭も入れてまえ、と近くの薬局に浄水用の炭を買いに行くことに。
 病気になったら寝るか医者に行って治すかなので、あまり薬局に縁はなく、色々と見て回る。と、その一角にやたらと大量の近藤さんが置いてあるコーナーがある。この品ぞろいが本当に豊富で、光ヤツからとにかく薄さを強調するもの、あるいは「自分にピッタリのサイズを捜そう」みたいなことが書いてあり、思わず、どれどれ、と手にとってしまいそうなものまで色々ある。
 へぇー、と横目でちらちら見てると、そこに通りかかる女性……。それにばっちり目が合ってしまう。目があったのは一瞬だけだったけれど、その顔にはっきりと、「童貞キモオタ、キモッ」みたいなこう、「頭の頭痛が痛いです」くらいなかぶり具合で嫌悪感が露わになっていたので、ちょっと鬱。いや、かなり鬱。