時限爆弾

 先日の授業中のことである。2年ほど愛用していた0.3mmのシャープペンシルが突然お亡くなりになった。芯は入ってるのにいくら頭をノックしても出てこない。仕方ないなと反対側から入れようとしても入らない。
 どうも、ペン先の金属部がゆがんだらしい。そのときはそう思い、その授業はシステム手帳につけてるシャーボで乗り切った。
 とはいえ、いつまでもシャーボでいるわけにはいかない。先生によってはそれこそマシンガンのように話をする先生もいるし、90分の授業、ずっと安物のシャーボでは指が痛くなってしまう。


 というわけで、その日の帰りに文具屋によって500円する0.3mmの製図用シャープペンシルを買った。多少高くはあるが、今まで使っていたのは800円したから安いといえば安い*1
 で、家に帰って壊れたシャープペンシルから芯を取り出し、買ってきた方のシャープペンシルに入れてみる。ノックノック、…………出てこない。
 いやいや、そんなことは無かろうとよくよく見てみると何やら妙に太い芯が混じってるではないか。確認してみると0.5mmの芯だった。


 そういえば……春休みに子供達に勉強を教えていたときに、シャープペンを色々いじられてた気がする。と、いうことはこれは1ヶ月近く前に仕掛けられた時限爆弾であり、ものの見事に被爆した私は、この金欠期に500円も無駄に支出したことになる。
 恐るべきは子供かな、と思うしだいである。


 いや、まぁ、最初に壊れたと思ったときに芯の大きさが違うのに気づかなかった僕が悪いんだけどね……orz

*1:これは持論であるが、学生にとってシャープペンシルというのは最大の「商売道具」であり、これはなるだけ品質の良いものを使った方が良いと思う。というのは、その方が壊れにくく、また、使っていて疲れないことが多いからだ