ロンドン同時テロ

 <ロンドン同時テロ>22日に射殺の男性「事件とは無関係」

 ニュースを聞いたときから、やりすぎじゃないかな感がもの凄くしていましたが、まさか本当に無関係だったとは……。
 相手がテロリストだ、と考えていたため手を抜くことが出来ず、脚などを狙うことが出来なかったのか、それとも脚を撃ったものの、出血が多くて助からなかったのか。どちらにしてもやりきれないですね。

 ただ、こういう被害者が多い事件、社会的にきわめて影響の大きな事件は捜査する側も、見ている側もどうしても冷静さを失いがちで、それが原因で無関係の人が傷つくといったことがどうしても起こりがちな気がします。それは米国の同時多発テロ時のイスラム系の人達、あるいはオウムによる地下鉄サリン事件時に犯人と目されてしまった人など、被害の大小はあれど、そういったことが起こってしまっています。
 今年の尼崎の事故の時にもJR西職員に対する嫌がらせが相当数あったと報道されています。

 被害者の方が哀しみや怒りを覚えるのは当然ですし、それに共感するなとは言いませんが、そういったものをある意味客観視する冷静さも必要なのかな、と思いました。
 テロ容疑者射殺の報にあまり批判的な報道はなかったようですけど、警官の発砲が本当に適切だったのか、容疑者は何らかの危険なそぶりを見せたか、など詳しく見るべき点は多々あったと思いますが。テロ犯だから死んでも良いんじゃない? みたいな論調には疑問を感じたりもしたのでした。

 うぅ……、朝書くとグダグダになるなぁ