動物園探索記、不完全版

 微妙に書き忘れてたネタを発掘したので、書きましょう。

 先日、お世話になっています根子さんと動物園に行って参りました。真の目的はお借りしてたエロゲの返却及び、お貸ししていたエロゲの回収だったのですが、参加された同人誌を頂けるとのことでしたので、ありがたく頂戴することに。想像の2倍くらいの厚さだったので、読むのに時間がかかるかもですが、感想はきちんと書きたいと思います。

 さて、午前中は僕が大学の方で授業があったので、午後回ることになっていたのですが、2時ちょっと前くらいに動物園に到着しました。ちょうどその頃、写生に来ていたのであろう中学生の一群が園から出てきていたのですが、その白い制服に浮かび上がる眩しいばかりの清純さに私は胸打たれ、ええい、動物鑑賞はやめだぁ、私は中学生を鑑賞してくる、という台詞がのど元まで出てきていたのですが、引率の先生に交番に突き出されるのは嫌でしたので大人しく動物園にはいることに。
 
 王子公園動物園の売りは何といってもパンダだろう、ということでまずはパンダを鑑賞。一番の売りらしく、解説っぽいことも割と力が入っていた。パンダを何科何目に入れると良いだろうか、みたいな話が書いてる解説文の結論が、「中国ではジャイアントパンダ目というのを作っているので、当園でもそれに従い〜」みたいなことが書いてあったのが印象的だった。

 つづいてアシカ……だったかな、セイウチだったかな、とにかく水槽で泳ぐほ乳類を鑑賞した後、猿を見たりする。印象的だったのはペンギン。やつらがパタパタパタパタ!! と歩いた後、突然、ピタッと立ち止まり、宙を見据え制止する様は宇宙とのチャネリングを思わせ、笑ってしまった。「『あずまんが大王』の榊さんの夢に出てくるちよちゃん宅の使用人さん」みたいなかんじ。あれは、ペンギンにしか出せん味だなぁ。
 プールから上がろうとするも勢いが足りずに上がれないまま波に漂ってるやつもいたし、一日でペンギンが好きになってしまった。

 他に印象に残っているのは、やたらと柵を舐めるキリンに、もう一体に構ってもらおうと鼻で押したり色々してるんだけど、結局構ってもらえず拗ね気味のリアクションをとるサイ、宙に下げられた棒の端で、いかにも「今から飛びますよ」てきな動作をするも高所恐怖症なのか、ジャンプできずに同じ行動を繰り返す猿。暑さでグロッキー状態になっている有袋類の方々、などなど。

 動物園は意外と広く、閉園時間が5時と早いこともあって一日ではとても回りきれなかった。最後、閉園時間の30分ほど前にリスなどの小動物類を見に行くか、ライオンや虎などの猛獣類を見に行くかで迷っていると、根子さんに「山倉さんは小動物類の方が好きでしょ?」と見抜かれ、そちらに行くことに*1
 行ってみると、いやいや、良いですねー。森をイメージしたのであろうでっかいケージの中にリスやら鳥やらを放し飼いにし、そこに人が入れるようになっていたのですが、良かったです。くるみっぽい木の実をくわえたリスが足下をちょこちょこ走り回るのですよー。もう、シマリスくん萌えー、と叫ぶ一歩手前でした。
 ここで、外国人のカップルの方に「シタミタ(下見た)?」と聞かれたのですが、一瞬、何を言われたか分からず、「She(シー)は確かに中国語だと他(ター)だが、me(ミー)は他(ター)ではないぞ?」と謎の思考をしていたのですが、英語で「underground」といわれて初めて理解。下を見ると、すぐ側にリスくんがいました。
 「thanks」と言えず、ぺこりと会釈しただけのヘタレですが、その節はお世話になりましたです、はい。


 色々記憶から抜け落ちていることもありましょうが、一応の動物園探索記はこんなものです。しかし、歩き回って疲れました。久しぶりに運動をした、って感じでしたね。そのせいか、直後に行った夜間主コースの授業では……いや、これは書かない方が僕のためでしょうね(苦笑)

*1:硬派な雰囲気を漂わせてる私が何故、小動物好きだと知っていたのだろう。かつて、『ぴくぴく仙太郎』なんかを読んでいたという過去が何者かによりネットに流出したのだろうか?