日曜日の受難
部屋で本を読みつつのんびり過ごしていましたらば、隣の部屋からベースの振動とともに音楽が。おれんじれんじだとか、みすたーちるどれんだとか、なかしまみかだとか、いわゆる、ナウい音楽を大音量で流してやがるわけだ。
多少大きいくらいなら仕方ないとも思うけど、壁が軽く振動するくらい低音を感じるってどういうことよ、とちょっとムッと来て、こうなったらプリキュアのオープニングとネコミミモード、ハピマテに鳥の詩辺りを僕のテノール付きで流して対抗しようかとも思ったのだけど、「ネコミミ、ネコミミモードっ♪」とか脳みそ溶けてるとしか思えない歌声を聞かせ続けたら、ぶち切れた隣人がしまいには鉈やら何やら持って乗り込んで来かねん、と恐怖を憶えやめておくことに。
僕とて命は大事なのですよ。