経済学の中国人教師が激しく微妙な件について

 昨日挙げた木曜日、三大憂鬱科目の一つ、経済学だが、昨日の授業もなかなかアレだった。というのも、教え手であるところの教授が
 900円あれば、1個50円の漫画が19個買えます、などと小学校からやり直しましょう的なことを言ったり、大講義室(300人超収容)の授業なのに、マイクの使い方が分からないから、仕方なく普通の声でやったりして、よく声が聞こえなかったり、レジュメの一つも作らず、黒板に微妙に読めないちっこい字を書いたり、果ては「これはどうでも良いことですが」を前置きに、3次元グラフについて、云々云々と30分以上語ってくれたりしたせいで、最初の計算ミスやら、黒板の文字云々は仕方ないとして、マイクはどうにかしようぜよ……。
 そもそも、前回の授業でも使い方分からなかったんだから、次の授業までに事務の方に聞くとかしましょうや。経営学とか、他の授業でその教室使うときは普通にマイク使えてるんだから、壊れてるわけではないのだし。

 あと、これは時折だけど、日本語の使い方が間違ったりするのも、ちょっと気になる。いや、一から十まで正しい日本語を話せと煩く言ってるわけではなくて、授業に支障が出かねないミスがあるから、そう思うのだ。
 例えば、「効用」の説明の時に、彼の教授は、人にはそれぞれ好みがあるという話の後で、「『好み』とは『うれしさ』のことです。これを、経済学では『効用』といいます」という風に言っておられたけど、多分、「好み」と「うれしさ」は違うだろうし、それが「効用」だと言われても、「効用」が何か分かるはずもない。
 あの文脈なら「人はその好みにあったものを買ったり、手に入れたりすると「嬉しく」なります。この「うれしさ」が経済学で言う「効用」です」と言うべきだったと思うのだけど、最終的にはみんな理解してたようだからいいや。

 しかし、ここまで書いて、ふと思ったのだけど、もしかしたら昨日の授業のひどさはイライラを授業にぶつけて、わざと分かりにくいようにやってたのかもしれない。「ボーッとするな」とか怒鳴ってたし。

 ああ、でもイライラといっても、「反日感情」とかじゃないですよ。おそらくは、前日(水曜日)に、阪神が巨人にボロ負けしたせいかと思われます。彼の教授は阪神の大ファンのようですので。
 阪神の成績で宿題の量が変わるとか言ってたし。