日曜日のお出かけ

 春休みに半ば昼夜逆転の生活をしていたせいか、最近はお昼になると急激に眠気が襲ってくるので、朝10時15分出発という迅速さで三宮に向かう。珈琲豆とお洋服と新学期用のファイル類、ついでに本屋によって、もしかしたらばアニメイトにもよって……というのが当初のプラン。最初の目的地は神戸BALにある無印良品。10時40分には着いたわけですが……
 11時開店かよっ!! おかげで20分もそこらをうろちょろせねばなりませんでした。イケメンが行き交うセンター街をうろつくヒキオタ……惨めすぎる眺めだっ!
 しかも、うろちょろしてるとスーツ姿の4,50歳くらいのおじさんから笑顔で「お久しぶり!」とか言われるし……。僕、あなたのこと知らないんですけど。引きつった笑顔で会釈してはおいたけど、うむむ、大学の教授にもあんな人はいなかったし、やはり人違いなのだろう。
 てぇか、僕は何歳に見えるのよ。

 うろちょろしてると、幸運にもジュンク堂を発見。いそいそと中に入る。今回の目的は小説でなく、棋士先崎学八段が書かれたエッセイの『フフフの歩』と学習用の『ポケット六法2005』の2つを見てみようというのが目的だった。
 前者は以前読んだ、『先崎学の浮いたり沈んだり』が面白かったし、棋士としての先崎さんも好きだから買おうと思って、後者は先頃授業にでたらば、周りが全て2005年度版の六法で、僕だけ2004年度版だったため、ちょっと居心地が悪い思いがしたため。

 六法コーナーに行くと色々あるもので、ついつい目移りしてしまう。しかし、そもそもあんまり中身が変わってないものを毎年買い換える必要があるのか、という大きな疑問にとらわれてしまい、買うのを躊躇。だって、どうせ民法は口語化するし、2006年度版は買わなくちゃいけないでしょ、なら別に1年間我慢しても良いじゃん、滅多に使わないし*1、とか思ってしまうともう1500円が惜しくて惜しくて。
 結局、何も買わずに書店を出る私。

 次の目的地は無印さん。3フロアに分けてあるようで、なかなか広い。まぁ、博多のキャナルに比べたら小さいと言えば小さいが、それは比較対象が悪いと言うものだろう。授業用のファイルなんかを仕入れて、ついでに春夏のお洋服も見繕うけど、うへぇ、サイズと色が合わないー。気に入った服はあれど、サイズが合わない。むむむ、こうなったら明日、西宮に行くか、と思いながら踵を返す。

 途中、センター街の珈琲専門店に立ち寄り、気に入った珈琲を購入する。ネルドリップでもペーパードリップでもないが、紅茶用と勘違いされてるプレス式のサーバで淹れることを告げたところ、理解してくださり、それように豆を挽いてくださったので好印象。また、来ようと思いながら、手にした豆から入れる珈琲に想像を巡らせ、その店を後にする。

 最後はアニメイト。いや、行く気はなかったんですけど、ついついこう、何とかホイホイに集まる茶色い甲虫のように入ってしまうのですよ。とはいえ、最近のアニメは、スクランネギま舞-HiME月詠まほらばハガレンと、精神的ブラクラな出崎版AIRと、見たいけど見れない神と称されるアニメ版AIRくらいしか知らない私は特に欲しいものもなく帰るはずだった、だった、のに……Lyceeのトレカを見つけちゃったのよ、そしてね、手を触れて買おうかどうか真剣に悩んでいたとき、店内にあの音楽が流れ出したのですよ。鍵サウンドでも3本の指に入る名曲、夏影が。

 気がつけば、きっちり買ってる私。いや、私はクラナドと共に生き、クラナドと共に死す! 今更何のためらいがあろうか!!とか思ったわけではありませんが、しかし、計3000円の出費は痛いよー*2
 お陰で、途中のCD屋で見かけたFateのイメージアルバム『Wish』は買えずじまいでした。うーん、スキルで言うと月オタC-、鍵オタB+くらいか(違

 後は電車に乗って帰るだけ。途中で、そろそろ暑くなってきたかな、と制汗スプレーを購入しつつ、1週間の朝食であるところの食パンを仕入れ帰宅。

 そして、昼寝をし、起きたらもう夜。そんな一日。

*1:ヘタレ学生な私の場合。バリバリ使って、バリバリライン引いてる方もいらっしゃるのでしょう、多分

*2:どれだけ買っとるねん